- 開催日:平成31年3月14日(木) 19:00~21:00
- 会 場:沼袋区民活動センター
- 出席者:会員18名、まちづくり専門家1名、中野区役所担当3名
主な議事内容
- 「自転車利用のあり方」について
会長より検討会としてA-3版にまとめたものが配布され、承認された。 - まちづくりだより第10号の発行について
塚本会員より原稿案を配布。E写真など決定。発行は3月末で、4月の運営委員会にて配布予定との報告。 - バス会との交流報告
先月、2月14日に行われた「バス会」との交流について報告。今後も随時交流を継続していくことが確認された。 - ぼたんまつりについて
来月、4月21日に参加が予定されている禅定院の「ぼたんまつり」の参加者や出し物、当日の時間などを確認。 - 中野区からの報告・提案
荒井副参事より、「沼袋二丁目・四丁目地区の防災生活道路計画(素案)及び「沼袋区画街路第4号線の道路基本構造について」の報告が資料を基に行われた。防災生活道路については、3つの案が提示され、野方消防署へのヒアリング、費用も含めた整備のしやすさを考慮し「第3案」を素案とした旨報告された。また、防災性向上の緊急性を考慮して、沼袋四丁目地区から取組みに着手することとし、来年度から地域住民等と意見交換会等を実施するとされた。
区画街路第4号線の道路基本構造については、本検討会やバス会の要望、警視庁の意見等を踏まえた内容について説明があり、いずれの要望事項にも対応がなされた案として報告された。スムース横断歩道、ボラード、交通島、路上駐輪場、荷捌き駐車場、バス停など道路基本構造の決定に必要な項目が説明された。特に、商店街としての歩行者の横断のしやすさと安全性の両方が問われ、関係諸官庁との調整も含め容易ならざる区画街路第4号線の計画に対し、関連法令のみならず最新の学術的動向も踏まえたものとして、本検討会としても概ね満足がいく内容であると判断される。今後は、まだ継続中である警視庁との協議を終わらせ、決定した上で、道路の計画高さを、主に2019年度から始まる用地取得に関係する地域の権利者へ示し、その後は舗装、照明などの道路の設えについて引続き地域の方々と協働して検討を進めていく旨報告された。また、この件については、4月1日以降、中野区の新組織の産業観光課に所管が変わると旨報告された。
※以上、中野区よりの報告に対し、詳細は別に、本検討会からは概ね好意的な見解が示されたが、1点「交通島(二段階横断施設)」について、まちづくり専門家の市川先生より、まだ事例が少ないため、更なる説明が必要であること、交通島の設置により車道両側の歩道幅員が狭くなり商店街としての歩道空間を確保する上でより検討が必要であることが指摘された。これに対しては、歩道をなるべく広くとれる様に検討していく旨、中野区から説明された。
参考資料